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  快適な睡眠

睡眠はとても重要です。

「睡眠を削るのは命を削っているようなもの」と指摘する先生(白川修一郎氏) もおられます。寝る間を惜しんで勉学や仕事を頑張るのは、一時的には効果が得られるでしょうが、健康的には良くないでしょう。睡眠不足は生活習慣病、老 化、免疫力低下、思考力・認知機能・集中力低下、意欲低下、肥満など、種々の心身不調のリスクとなります。
交通事故などいろいろな事故を引き起こすこともあります。年齢によって必要な睡眠時間は変わりますが、 成人してからは、7〜8時間位の睡眠が一番長生きするようです。

    

「寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠りが浅い、嫌な夢をよく見る、 朝早く目が覚める、すっきり目が覚めない」などの症状がある方はご 相談下さい。お話をお聴きしながら、その方の個性に合った方法を探 していきます。

    

そして、寝て起きたとき、疲れが取れて爽快で、日中も眠気なく元気 に活動できるような、良い睡眠がとれるようになることを目指しましょう。

    

現在は、高性能なウエラブル端末(スマートウオッチ)があり、血中酸素飽 和濃度の測定や睡眠の深さの記録ができますので、ある程度客観的に自分の 睡眠がどうなのかを知りたい方は、使用を検討されてみてはどうでしょうか。

    

専門家の多くの方が、睡眠10か条のような、快適に眠れるため方法を書か れています。いくつかを抜粋して掲載しておきますので、参考にされて下さい。

     
・朝起きたら光を20分間浴びる  

・規則正しい三度の食事と規則的な運動習慣 

・毎日同じ時刻に起床する     

・昼寝が必要な時は30分以内にする  

・午後6時以降はコーヒーを 飲まない 

・寝る直前に食事はしない  

・寝る直前に熱い風呂には入らない 

・寝酒は不眠の元      

・寝る前はスマホ、PCは使わない 

・寝る前にストレッチや深呼吸でリラックス        

・寝る30分位前からは暖色系の照明の部屋で少し暗くして過ごす      

・眠るときは考えごとをしない  

・寝室は静かな環境にする 

・寝室には物を置きすぎずシンプルにする             

    

不眠でも以下のような症状がある時は医療機関受診をお勧めいたします。        
症状 疑われる病気
★一定の時刻には寝つけるが遅い時刻まで寝つけない。

あるい は寝る時刻が少ずつ遅れていく。

概日リズム睡眠障害
★就床するころに、足がむずむずしたり、手足の異常感覚

で眠れない。

レストレスレッグ

症候群

★睡眠中、手足のびくつきで目が覚めることが

繰り返される。

周期性四肢運動障害
★夢でうなされたり、暴れたりして目が覚める。 レム睡眠行動障害
★寝ている時に、いびきをかいたり、無呼吸が起こっている、

日中過度の眠気がある。

睡眠時無呼吸症候群
★授業中、会議中など大事な時にも突然居眠りをしてしまう。  ナルコレプシー






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